計算式プラグインを使えば、1つの購入テーブルから、複数テーブルに自動で集計できます!
ここでは、購入データから「仕入先別合計テーブル」と「仕入テーブル」へまとめる例を紹介します。
概要
- 計算式プラグインの TLTABLE 関数を使って、購入テーブルから2つの集計テーブルを自動生成!
- 仕入先別合計テーブル:仕入先ごとの購入合計金額を集計
- 仕入テーブル:仕入先+商品+単価ごとの購入明細を作成
- たとえば、「申請社給品」「購入金額」「購入元」が指定されたテーブル行を集計できます。
- ※今回は「仕入先別合計テーブル」と「仕入テーブル」を横並びプラグインで配置しています。
操作イメージ
登録・編集のたびに自動で集計テーブルが作成されます。
計算式プラグイン設定例
TLTABLE 関数で、集計条件・集計キー・集計値を柔軟に指定できます。
集計キーを変えることで、いろいろな切り口で集計できます。
OPTION: 循環参照を許可
// 購入.購入引当 NUMBER
LET(
w, TR_SUM(申請個数,-在庫対応),
IF(w>0, w, 0)
)
// 購入.購入金額 NUMBER
購入引当*申請単価
// 仕入先別合計 SUBTABLE
TLTABLE(購入,
TPFILTER(AND(申請社給品,購入金額>0,購入元)),
TPKEY(購入元),
TPVAL(購入金額),
TPOUT(仕入先T,発注金額T)
)
// 仕入先別合計.発注金額:発注金額T NUMBER
// 仕入 SUBTABLE
TLTABLE(購入,
TPFILTER(AND(申請社給品,購入金額>0,購入元)),
TPKEY(購入元,申請社給品,申請単価),
TPVAL(購入引当,購入金額),
TPOUT(仕入先,発注品,単価,発注個数,発注金額)
)
// 仕入.仕入先 DROP_DOWN
// 仕入.発注品 DROP_DOWN
// 仕入.発注個数 NUMBER
// 仕入.単価 NUMBER
// 仕入.発注金額 NUMBER
ポイント
- 集計条件・キー・出力項目を自由に設計可能
→ 商品別、部門別などあらゆる集計に応用できます! - 複数テーブルへの同時集計もワンアクションでOK