一括承認プラグイン(Ver.14)に、「代理承認でアクションを実行」できる機能が追加されました。
これにより、作業者が不在のときや申請者が入力ミスに気づいた場合でも、一覧画面からまとめてフローを進めたり差し戻したりできます。
前提条件
- kintone のプロセス管理を利用していること
- アクション設定で 「作業者以外でも実行できる」 が有効になっていること
できること
代理で承認や差し戻しを一括実行
作業者不在時でもフローが止まらない
大量レコードをまとめて処理できる
申請者が自分で差し戻しできる
操作手順
- 一覧画面でレコードを選択
- ダイアログで 代理承認可能なアクション を選ぶ
- 「代理承認で実行」 にチェックを入れて実行
プラグイン設定で「代理承認を許可」にチェックしておくと、ダイアログで自動的に有効になります。

設定画面(プラグイン)
- 代理承認を許可 にチェックすると、
一覧ダイアログで「代理承認で実行」が既定で ON になります。
ユースケース
-
作業者が長期休暇中 → 管理者が代理承認 -
大量レコードの月次承認 → 管理部門が一括処理 -
申請者が申請を修正したい- ステータス:申請中
- アクション:入力修正へ戻す(作業者以外でも実行可)
→ 申請者自身が代理承認で差し戻し
注意点
- 実行権限は ステータスのアクセス権 に依存します
- 誤操作防止のため、代理承認を許可するアクションは最小限に
- 実行ログは代理実行者のユーザーで記録されます
参考
出典: rex0220 一括承認プラグイン 代理承認を一括実行

