対象:cli-kintone で CSV 出力時に Shift_JIS(CP932)に保存できない文字が含まれてエラーになるケース
方法:計算式プラグインで、非対応 40 文字を保存可能な文字へ一括置換
概要
Shift_JIS(CP932)で保存できない 表外漢字 40 字を、対応する文字へ自動置換して保存します。
入力中にそのまま変換できる「文字列を変換」フィールドと、比較用の「変換前/変換後」を用意します。
Shift_JIS 非対応文字の問題点
- CSV 出力時にエラーや文字化けが発生
- 他システムとのデータ交換で不具合
- 検索や集計でヒットしない(表記揺れの原因)
- 帳票・印刷物で誤字や欠落が発生
操作例

設定(計算式プラグイン)
- 「循環参照を許可」にチェック
- 変換したい 文字列フィールドに以下の計算式を設定
(入力時にその場で置換したい場合は、そのフィールド自体に設定)
計算式
LET(
x,"啞焰鷗摑麴噓俠頰軀俱繫姸鹼嚙攢𠮟繡蔣醬蟬搔瘦驒簞塡顚禱瀆吞囊剝潑醱屛幷麵萊屢沪蠟",
y,"唖焔鴎掴麹嘘侠頬躯倶繋妍鹸噛攅叱繍蒋醤蝉掻痩騨箪填顛祷涜呑嚢剥溌醗屏并麺莱屡濾蝋",
z,文字列,
w,ARRAY_FOR(LENGTH(x),idx,
FSET(z, REPLACEALL(z, SUBSTR(x,idx,1),SUBSTR(y,idx,1)))
),
z
)
注意点 / 運用のヒント
- 他システムとの連携を考えると UTF-8 ベースでの入出力が望ましいが、取引先やツールによっては Shift_JIS が必須な場合がある
- 置換後の文字は完全同一字形ではない場合があります(実務では CSV 出力の安定を優先)。
- 必要に応じ、元文字列の保持(例:「変換前」フィールド)を検討。
- 既存データを一括で整備したい場合は、一覧画面の一括計算で対象レコードに適用。
付録:変換対象 40 文字の対(x → y)
啞→唖 焰→焔 鷗→鴎 摑→掴 麴→麹 噓→嘘 俠→侠 頰→頬 軀→躯 俱→倶
繫→繋 姸→妍 鹼→鹸 嚙→噛 攢→攅 𠮟→叱 繡→繍 蔣→蒋 醬→醤 蟬→蝉
搔→掻 瘦→痩 驒→騨 簞→箪 塡→填 顚→顛 禱→祷 瀆→涜 吞→呑 囊→嚢
剝→剥 潑→溌 醱→醗 屛→屏 幷→并 麵→麺 萊→莱 屢→屡 沪→濾 蠟→蝋
