AI(Claude Desktop)に組織図の帳票を設計させてから、kintone アプリを作らせてみた

印刷屋プラグイン(rex0220 Print craft)の帳票を、Claude Desktop と MCP サーバーで作る試みの 4 本目です。今回は、ふだんと順番を逆にしました。

  • ふだん: アプリを作る → レコードを帳票にする

  • 今回: 帳票(組織図)を先に設計する → それに合わせて kintone アプリを作る → テストデータで確かめる

社長・部長・課長の箱と線、組織の TEL・メール・メンバーを、アプリのテーブル(組織コード / 親組織コード)から組み立てています。作成・修正の依頼は 9 回で、CSS や計算式は手で書いていません。

使った仕組み

操作 使う仕組み
帳票の HTML・CSS・計算式を書く、設定ファイルを作る・検査する 印刷屋 設定オーサリング(MCP サーバー)
アプリを作る、項目を足す、テストデータを入れる kintone MCP サーバー
プラグインの追加、設定ファイルの取り込み 手で操作

わかったこと

  • 組織図の線は CSS の ::before / ::after で引ける。 印刷屋は html2canvas でページを画像にして PDF にしますが、疑似要素の線も PDF に出ました

  • PDF でだけ文字が消えることがある。 濃い背景の箱の文字が、プレビューでは見えるのに PDF で消えました。今回は display: inline-block をやめたら直りました

  • 親子関係のテーブルから、階層の図を組み立てられる。 ARRAY_FIL と ARRAY_MAP を入れ子にし、内側から外側の変数(今の部)を参照しています

  • TABLE_DIC のキーは数字だけにしない。 "100" のような数字だけのキーは、JavaScript の仕様で数値の順に並びます。"k" & 組織コード にして、テーブルの行の順を保ちました

  • テストデータに「変化」を入れる。 組織の新設・統合・移動を版(レコード)として足すと、帳票の限界(部が 5 つになるとはみ出す、など)が見えました

記事

詳しい手順、計算式、つまずいたところは Qiita に書きました。

シリーズ:

  1. チャットで帳票を作らせる
  2. 帳票のデザインを作り込ませる
  3. 見積書から注文書・請求書を作らせる
  4. 組織図を設計させてから、アプリを作らせる