概要
CHOOSE関数は、数値をもとに「〇番目の値」を取り出す関数です。
たとえば「1ならA、2ならB」といった、番号に応じて異なる値を返したいときに使えます。
基本の書式
CHOOSE(項目, 値1[, 値2, 値3, ...])
- 項目:0以上の数値。どの値を返すかを指定します。
- 値1以降:選択肢となる値たち。
使用例
CHOOSE(数値, "A", "B", "C")
数値 | 結果 |
---|---|
0 | “A” |
1 | “B” |
2 | “C” |
3 | “”(空文字) |
サンプル
CHOOSE(0, 100, 200, 300) → 100
CHOOSE(1, "A", "B", "C") → "B"
CHOOSE(4, "A", "B", "C") → ""(範囲外なので空)
補足
- 0から始まるのがポイントです(Excelとは違う!)
- 範囲外の数値を指定すると、空文字が返ります。
- 文字列だけでなく数値もOKです。
活用例
-
ステータス数値(0:未対応, 1:対応中, 2:完了)を文字に変換
CHOOSE(ステータス, "未対応", "対応中", "完了")
-
評価ランクを数値から記号に変換
CHOOSE(ランク, "★", "★★", "★★★")