概要
文字列を結合する方法は、簡単な値のつなぎ合わせから、複数行の出力、チェックボックスの値の整形、定型文の表示までさまざまな場面で活躍します。
このトピックでは、& 演算子や JOIN() 関数を使った連結方法と、改行や空要素の扱い・長文の整理テクニックも紹介します。
基本の文字連結(&)
シンプルに2つの文字列をつなぐには、& を使います。
"A" & "B"
→ "AB"
文字列と項目をつなぐ場合も同様です。
"担当者:" & 担当者名
配列をまとめて連結(JOIN関数)
複数の要素をまとめて文字列にしたいときは JOIN() 関数を使います。
JOIN(ARRAY("A", "B"), ",")
→ "A,B"
区切り文字は自由に指定できます。
JOIN(ARRAY("A", "B", "C"), " / ")
→ "A / B / C"
改行付きの連結(複数行に分けて表示)
改行を入れて複数行に分けたい場合は、区切り文字に NEWLINE() を使います。
JOIN(ARRAY("A", "B"), NEWLINE())
→ "A\nB"
表示例:
A
B
通知文や備考欄の整形出力に便利です。
空の要素を除外して連結(ignore_empty)
JOIN() 関数には第3引数 ignore_empty があり、空文字を除いて連結できます。
JOIN(ARRAY("A", "B", ""), ",", 1)
→ "A,B"
| 第3引数 | 動作 |
|---|---|
| 省略 / 0 | 空文字もそのまま結合(区切り文字が残る) |
| 1 | 空文字を無視して結合 |
長文を複数行で見やすく連結するテクニック(改行あり)
長い文章を & と NEWLINE() でつなぐと、式が読みにくく、管理が大変になります。
ARRAY() + JOIN(..., NEWLINE()) を使えば、式も表示もスッキリ整理できます。
before(& と NEWLINE で改行連結)
"この申請内容は社内の承認フローに従って各担当者に回付され、最終的に総務部で確認・処理されます。" & NEWLINE() &
"入力漏れがあると申請が遅れる可能性があるため、記入内容をよく確認してから申請してください。" & NEWLINE() &
"なお、申請後の内容変更は原則としてできませんので、注意してください。"
表示結果:
この申請内容は社内の承認フローに従って各担当者に回付され、最終的に総務部で確認・処理されます。
入力漏れがあると申請が遅れる可能性があるため、記入内容をよく確認してから申請してください。
なお、申請後の内容変更は原則としてできませんので、注意してください。
after(ARRAY + JOIN + NEWLINE)
JOIN(ARRAY(
"この申請内容は社内の承認フローに従って各担当者に回付され、最終的に総務部で確認・処理されます。",
"入力漏れがあると申請が遅れる可能性があるため、記入内容をよく確認してから申請してください。",
"なお、申請後の内容変更は原則としてできませんので、注意してください。"
), NEWLINE())
表示結果(同じ):
この申請内容は社内の承認フローに従って各担当者に回付され、最終的に総務部で確認・処理されます。
入力漏れがあると申請が遅れる可能性があるため、記入内容をよく確認してから申請してください。
なお、申請後の内容変更は原則としてできませんので、注意してください。
比較ポイント
| before(&) | after(JOIN) | |
|---|---|---|
| 表示結果 | 同じ | 同じ |
| 式の見やすさ | ✕ 横長・編集しにくい | ◎ 行単位で整理しやすい |
| 保守性 | ✕ 文追加時に全体が崩れやすい | ◎ 配列に1文追加するだけでOK |
補足ポイント
- 改行区切りの表示や、チェックボックス出力、テンプレート文の表示など幅広く活用できます。
JOIN(ARRAY(...), NEWLINE())の形式は、長文出力の定番パターンです。